WordPressをやめて、ヘッドレスCMSへ
11月29日 Gnzoのコーポレートサイトをリニューアルいたしました。
リニューアルに際して、WordPressを使わずにヘッドレスCMSを採用してみました。
ヘッドレスCMSとは…
ヘッドレスの「ヘッド」は、ビュー(表示する画面)を指します。
ヘッドレスなので、ビューの無いCMSということになります。
引用:ヘッドレスCMSとは何か?従来CMSとの違いやメリデメを解説!
(https://microcms.io/blog/what-is-headlesscms/)
なぜWordPressを辞めたのか。
数年前にGnzoのコーポレートサイトを作成する際に、CMSの導入を決めて、
WordPressを選択しました。そして、数年運用していく中で、いくつか不便に感じる点が出てきました。
▫️頻繁に行われるバージョンアップ
WordPress自体のセキュリティ対策等のために、頻繁にバージョンアップが必要となり、
その度にインフラエンジニアが対応しておりました。バージョンアップ作業の推奨方法として
バックアップを取ることが必要となるので、工数的には大変でした。
▫️追加ページが意外とめんどくさい
CMSとは関係なく、独立したWebページを追加しようと思うと意外と
めんどくさかった。
弊社ではコーポレートサイトでCMS機能が使うのは、プレスリリースがあった時や
年末年始の休みの日などのちょっとした更新情報だったので、WordPressを利用した
コーポレートサイトの運用が「重い状況」が続いておりました。
MicroCMSを使ってみて
今回英語ページを作成するにあたり、コーポレートサイトのリニューアルの話になったため、
WordPress以外で更新情報を簡単にWebサイトに埋め込めるものがないか調査しました。
そして、見つけたのがヘッドレスCMSの「MicroCMS」というものでした。
MicroCMS https://microcms.io/
htmlのリソースにAPIを利用してコンテンツをgetするだけというシンプルな構成が取れるように
なっております。これにより、導入コストだけでなく、運用コストも激減しました。
弊社で利用している部分:
導入コストという面で言うと、HTMLやCSSはわかるがjavascriptはあまりわかっていない私でも、
下記のような記事を見ただけで組み込めました。
https://microcms.io/blog/async-request/
https://microcms.io/blog/a74fxajw9/
https://microcms.io/blog/create_markdown_blog/
運用コストもWordpressのように頻繁なアップデート作業必要もありません。また、リソースは
HTMLとCSSなので、社内の誰でもがWebページを簡単に修正できるようになりました。
なお、導入にあたっては、MicroCMSの方にサポートもしていただけました!
このようにコーポレートサイトにちょっとした更新情報を載せたいというニーズに対しては
敷居の低いシステムになっているので、一度検討してみてはいかがでしょうか。