【fvLIVE】ライブ現場の準備内容をご紹介

簡単にマルチアングルライブ配信ができる「fvLIVE」を販売していて必ず聞かれることが、「現場はどのように準備をすればよいでしょうか?」ということです。いくつかの事例をご紹介しながら、本当に現場は簡単であることをご理解いただければと思います。

 

fvLIVEの全体的な構成について

まずは、下記の構成図をご覧ください。
fvLIVE構成図

現場の用意範囲をオレンジ枠で囲っておりますが、準備するものは大きく3つになります。

①カメラ(当たり前ですが…)

②ライブエンコーダー(FMLEやwirecast,LiveShell等)

③インターネット環境(フレッツ光等)

fvLIVEを利用する場合は、カメラ毎の映像を弊社のクラウドサーバへアップロードしていただく必要がございます。そのためにライブエンコーダー(カメラ毎)とインターネット環境を準備していただいております。現場はこれだけですので、本当に簡単です!!私たちが現場対応で関わった案件の状況を少し公開します。

ライブハウスでの配信現場

新代田にある「fever」というライブハウスで「fvLIVE forMusic」をした際の現場が下記の写真です。わかりにくいかと思いますが、ライブエンコーダー(LiveShell Pro)を6台使って配信いたしました。インターネット環境は新規でネットワークを増設することなく、fever様の既存ネットワークをお借りしました。基本快適なのですが、6つのストリームを弊社の推奨値4Mbpsで送ると厳しくなる可能性があったので、当日は2Mbpsに落としてアップロードしました。途中、同じ回線に関係者がアクセスしていたので、若干不安定なときもありました。。。

横にスイッチャーがありますが、このときは固定カメラの映像5つとスイッチングされた映像を1つを使ってfvLIVEを配信していたからです。スイッチングのディレクターは別途お願いしております。

海外(ロサンゼルス)の配信現場

海外からのライブ配信事例が下記の写真になります。テレビの中継車等からSDIケーブルで映像をもらい、HDMIに変換して、ライブエンコーダー(LiveShell Pro)からアップロードしております。暑い現場だったので、外で対応というわけにもいかず、車の中にセッティングしております。

スマホを使った配信現場

昨年ライブ配信を行ったサッカーの現場(全国地域サッカーチャンピンズリーグ2016)では、ゴール裏のカメラを「GoCoder」と「iPhone7」を使ってモバイル網(wimax)を使って配信しました。「iPhone7」を使った理由は、雨が降る可能性があったので防水対策をしないといけないことから選定しました。「GoCoder」はいろいろなスマホから配信できるアプリを試したところ、一番安定していたからです。ゴール裏以外のカメラは、LiveShellを使って、フレッツ光で配信しております。

 

 

LiveShellはfvLIVEと相性ピッタリ

上記の2枚の写真でもおわかりの通り、弊社がライブ配信を行う際には、LiveShell Proを使っております。通常であれば、業務用のライブエンコーダーとして一般的なwirecast(fvLIVEでも配信実績あり)を使うのですが、なかなか6カメを配信しようとすると場所的にPCとディスプレイなどをそれぞれ6台必要となりますので、スペース的に厳しいものがあります。ですので、場所を取らず、簡単に、そして業務的に耐えられるものはないかと探したら「LiveShell」になりました。

たまにパートナーの技術者のかたから「LiveShell」って業務用に使って大丈夫?みたいなお話もいただきますが、全然大丈夫です!!(もう業務用で大丈夫なのは知れ渡っているとは思いますが。。)
ただ、LiveShellに不満なのが、専用ケースがないということです。つい先日まで買った時の箱を持ち運びしておりましたが、1台が(移動中の接触と思われる)マザーボードの故障で動かないということが発生したため、これではいけないということで、6台のLiveShell Proを入れるケースを自作しました。かなりの自信作です。
Liveshellproケース

 

一応、あと2台入れられるスペースを確保しつつ、自作しました。費用は5000円程度です。
箱にいれていたときは、出し入れが大変で、セッティングや片付けに時間がかかっていましたが、これだと本当に楽です。これは弊社ならではの悩みだったかもしれませんが。。。

fvLIVEのお試しもできますよ!

fvLIVEの現場での対応イメージが湧いたでしょうか。簡単にマルチアングルを大きなストロングポイントにしておりますので、一度お試しいただければ更にご理解いただけるかと思います。fvLIVEは3時間お試しプランもやっていますし、fvLIVEのCMSのデモなども行っておりますので、気になりましたら一度Gnzoまでお問い合わせいただければ幸いです!!