【fvLIVE】野外での配信実績について
fvLIVE野外での配信実績について
横浜の山下公園内にて横浜トライアスロンのイベントで当社のfvLIVEを使いマルチアングルライブ配信を2日間行なった時の回線設置方法について。
ライブハウス等の屋内ならばインターネット回線からカメラが設置している会場内にLANケーブルを這わすだけなので何ら問題はありません。
しかし、野外では雨天時や電源確保を考慮しなければなりません。
fvLIVEの配信はインターネットの回線から各カメラ+ライブエンコーダーの位置までLANケーブルを設置します。
fvLIVEの全体的な構成についてはこちらをご覧下さい。
1日目のカメラ位置は次の通り。
2カメ付近にインターネットの回線が来ています。
山下公園から象の鼻パーク付近の6カメラは位置迄はかなりの距離があり、100Base-TXの規格はケーブル最大長は100mとなっているので100m区切りでUSB給電タイプのスイッチングHUBにモバイルバッテリー電源を複数経由します。
撮影時の6カメ。
カメラ+ライブシェル用の電源はAC100Vポータブル電源をレンタルしました。
2日目のカメラ位置
カメラ4迄はかなりの距離が有り歩行者も多くLANケーブルを自由に這わせられません。
対策:Kpnetworks株式会社の多段無線中継が可能なKPWLシリーズのアクセスポイントを複数設置し、LANケーブルが通せる場所はLANケーブルを通す構成にしました。
カメラ4迄のイメージ
実際の写真(雨が降っていたのでアクセスポイントに白いビニールカバーをかけてます)
高ければ高い程電波の通りが良くなる為、無線ネットワークの設置は写真の様なポールの上に設置して高さを稼ぎます。
無線ネットワークの設置位置調整はiStumblerというWIFIの電波強度や空きチャンネル・バンドを確認できるソフトウェアを使い調整します。